ニートからの脱却はスモールステップで

ニートが社会復帰するために

ニートから社会復帰を目指している人は僕もそうだったが、つい焦ってしまう。

収入・仕事のスキル・コミュニケーション能力・一般常識などを一刻も早く取り戻したいと思うもの。
特に高齢ニートは年数が経っている分焦りがちである。

しかし、長年ニートだった人間がいきなり週五日働こうとしても無理な話。
不適応を起こし、ストレスから不眠や体の怠さ、憂うつ感など、うつ病のような症状が出てしまい、働けなくなるだろう。
いきなり人並みに働こうとせずスモールステップで社会復帰を目指したほうが上手く行く可能性が高くなるように感じる。

僕は仕事を転々とし、ニートだった期間も長いが今の派遣のコールセンターの仕事は一年一ヶ月続いている。(たった一年一ヶ月だけど最長記録!)

偉そうに言えた身分ではないが、ニートから脱出できない人へ何か参考になれば、と思い書かせてもらうことにした。

急がば回れ

急がば回れ」ということわざがあるが、ニートからの社会復帰にこの言葉が当てはまるだろう。

親や世間からの目も厳しくなる三十代以上のニートは特に一刻も早くこれまでの遅れを取り戻そうと焦りたくもなる。

「これ以上年を取ったらさらに社会復帰が難しくなる」
「同年代との差を少しでも早く埋めたい」
「老後のための貯金を少しでも貯めないとヤバい」

など、とにかく自分を焦らせる考えばかりが頭をよぎる。

しかし、元々ニートは体や精神面が繊細な人が多いし、長年のニート生活でさらに体力や精神力、コミュニケーション能力などが衰えてしまっている。

そんな状態でいきなりフルタイムで働いても玉砕するのは明らかだ。

短期離職してしまうことにより、自尊心が傷つき、劣等感は更に強くなり心身ともに参ってしまい社会復帰が尚更遅れてしまうことになりかねない。

早めの社会復帰を目指すからこそ、焦らずにスモールステップを心がけることが大事だろう。

少しずつできることを増やす

スモールステップとは何からすればいいのか?と思うかもしれないが、自分のできることからやるといいだろう。

深夜に寝て午後に起きる習慣になっている人はまず午前中に起きれるようになることだったり、運動習慣が全く無い人だったら、2日に一回でもいいから外に出て散歩をしてみることから始めるのもいいだろう。

あとおススメとしては軽い筋トレをやるのもいいと思う。
体を動かすと気分が良くなるし、体が引き締まれば自信がつく。

とにかくこれならできそう、と思えるちょっとしたことから始めてみることが大事だと思う。

ちょっとずつでも自分の生活を変化させることができれば、体調も良くなってくるし自信も湧いてくる。

そして、生活のリズムが整い、体力も付いてきたら、短時間の仕事でいいので働いてみよう。

週2日程度のアルバイトや短期のアルバイトだったらやりやすいと思う。

内容が簡単なコールセンターの短期のアルバイトはしばらく働いていない人でもかなりやりやすい仕事だと思う。
僕も以前半年くらいニート生活を送ったあと、短期のコールセンターの仕事をやったことがあるが、負担が少なく、二か月位の契約期間満了までそんなに苦もなく働けた。
短期のコールセンターの仕事はいかにもニート上がりっぽいおっさんもいたし、そういう面でも気後れすることなく働くことができた。
逆に大学生や若者が多い職場だと絶対に馴染めずに疎外感で病むので、予め年齢層などは確認した方がいいだろう。

コールセンターに限らず、短期の仕事は覚えることが少なく、負担の軽い仕事が多いし、終わりが見えているから軽い気持ちで取り組むことができる。
契約期間満了まで勤務できれば達成感を味わうことができるし、それが自信にもつながる。

ニートからのリハビリに短期アルバイトはおすすめ。

つらかったら最悪やめてもいいと思う。
短期アルバイトの場合、一人や二人抜けることは会社にとっても想定内だろうし、そこまで重く考えることはないと思う(もちろん最低限の礼儀や必要な連絡などは必要だけど)

ニートは意外と真面目な人が多いから、物事を軽く考えることも大事だと思う。

社会復帰は長いスパンで見る

長い期間ニートをやっていた人が、いきなりフルタイムで働けるようにはならないだろう。
焦る気持ちをぐっと抑えて長い目で社会復帰を目指したい。

体力、生活のリズム、コミュニケーション能力、一般常識など社会復帰に必要な要素は少なくない。

そうはいえど、そんなに大げさに構える必要はない。
社会人として働いている人が特別強くてタフな人間というわけではないと思う。

ニートと仕事を続けることができる人の一番の違いは「働く習慣が身についているか・体力があるかないか」だけではないだろうか。

ニートはしばらく家にこもっていたことにより、体力やその他能力がなまっているだけ。
情報収集やスモールステップの実践などできる範囲の努力を続けることによりきっと社会復帰できるはずだ。

ただ注意しなければいけないこととして、ニートになってしまう人はうつ病や発達障害などの精神疾患の人も少なくない。
うつ病などストレスや疲労が原因の精神疾患の場合は精神科や診療内科にきちんと通い、病気を治すことが先決。
治りきらないうちに社会復帰を焦ると、病状が悪化するので無理は厳禁。

また発達障害などで一般就労が難しい場合は、障害者雇用やA,B型事業所や就労移行支援所などを利用することも選択肢に入れてみるのもいいと思う。

とにかくニートである自分を責める必要はない
無責任に非難してくる人はシカトでいいと思う。

自分を大事にしながら、少しずつ前に進めばいいし、最悪一生働けなくても日本だったら生きて行ける。
人生なんてなんとでもなる!

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