自分を底辺だと思わない方が良いのか

底辺男のメンタリティ

自分を卑下する事で自尊心を低下させている

僕は自分のことを底辺人間だと思っている。
仕事は派遣社員(職を転々としすぎて人に話せるような職歴もない)だし、アラフォーの同世代と比べたら貯金額も少ない。コミュニケーションが苦手で友達も少なく、年齢=彼女いない歴、いい年して実家暮らし…などネガティブな要素ばかり持ち合わせているのでどうしても自分自身を劣った存在だと感じてしまう事が多い。

僕に限らず所得や貯金が少ない人は、少なからず自分に自信を持てず、自分を卑下することで自尊心を低下させてしまっていると思う。
自分を卑下してしまうような人は真面目な人なのではないだろうか。
真面目だからこそ「こうあるべき」とか「こうでなければいけない」という思いが強く、そうなれていない現実に打ちのめされるのではないだろうか

打ちのめされて自尊心を低下させてもいいことはない。
自分に自信が持てなくなるし、気持ちを落ち込ませてメンタル疾患にかかりやすくなってしまい、さらに事態を悪化させるのがオチ。

人間の脳はネガティブなことに反応しやすいという研究結果がある。
ワイドショーなどでも人間のこの習性を利用して、過剰なネガティブ報道をする傾向がみられる。
ネガティブなニュースに飛びつく人が多い=視聴率が稼げる、からである。
ワイドショーのやり方はよろしくないが、人間にはネガティブなものに反応しやすいというのは間違いようである。

僕のように自分を底辺だと思い、落ち込んでしまうような人間は特にネガティブ反応が強い。
派遣社員というと給料が安い、安定しない、などマイナス面は確かにあるけど、正社員と比べたら仕事の責任が軽いし比較的休みも取りやすい、副業もできるなどプラスの要素だってある

物事を色々な面から見ることができれば、今のままでも幸せを感じることもできるだろうし、性格が明るくなったり、健康的になることで仕事ができるようになり、給料や貯金額だって増やせる可能性が高まるはずだ。

人間をカテゴライズすること自体誤りなのか

2006年頃だろうと思うが「勝ち組・負け組」という言葉が流行った。
人間を勝ちか、負けかの二つに振り分けるという非常に雑であまり意味のない概念だと思う。
お金持ちで明らかに自分が勝ち組であれば気分がいいかもしれないが、負け組に該当する人にとっては不愉快極まりない。
なんでこんなしょうもない言葉が流行ったんだろうか。
マスコミが流行らせたんだろうが、実際には勝ちでも負けでもない微妙な人が多いだろうし、こういった分け方は意味がないと思う。

最近はそんなに聞かれなくなってきたが、階級社会という言葉も数年前までよく聞かれていた。
社会学者などの著書が結構売り上げをのばしており、この手の本には最下層の人たちは現代の日本では一生惨めな生活を送らざるを得ない、という論調のものが多い。

確かにそれも一理あるだろうが、現代はインターネットを使った仕事など様々な仕事がある。
無数にチャンスがあると言ってもいいだろう。諦めずに努力を続け、所得を大きく増やしている人も少なくない。
こういった悲観論に飛びついて、落ち込むだけで努力をあきらめれば、それこそ一生底辺から抜け出せない。
ネガティブな情報に触れるのは必要最低限にとどめておきべきだろう。

勝ち組・負け組・階級社会など人間をカテゴライズすること自体意味のないことなのかもしれない。
自分は自分、他人は他人、自分のできることを根気強く続けていけば好転するのが人生だと思う。

そうは言っても底辺は底辺

とはいえ、「自分は底辺の落ちこぼれ」という意識は自分自身にこびりついているので、意識を変えることは容易ではない。
体調が悪かったり、つらいことがあったときに劣等感を感じやすくなる。

長年染みついた考え方をすぐ改めることは難しいから、自分が抱えているコンプレックスも認めつつ、明るく努力を続けることが大事、と感じている。

自分は底辺、ダメ人間だという思い込みを捨てつつ、そう考えてしまう自分を温かい目で見守りながら生きて行きたい。

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