どん底の底辺からYouTubeドリームを掴み一時はスターばかりが集まる大手事務所UUUMに所属し「シンデレラおじさん」とも呼ばれたやっちゃんねる。
今回はやっちゃんねるの生い立ちや経歴、アンチが多い理由などを見ていきたいと思う。
プロフィールは以下の通り。
- 本名⇒関口泰治
- 生年月日⇒1974年2月28日
- 身長⇒169.6センチ
- 体重⇒64キロ
- 血液型⇒AB 型
- 出身地⇒神奈川県相模原市
- 出身大学⇒産業能率大学(通信課程)
- 趣味⇒筋トレ
- 夢⇒結婚し家庭を持つこと(バツイチ)
- チャンネル登録者数15万人(2022年8月現在)
目次
借金200万円、独身、妻・子なし、派遣社員という底辺から人気YouTuberになったやっちゃんねる
まずはやっちゃんねるがYouTuberとして成功するまでの流れを説明する。
サラリーマン生活を経て様々な起業をするも、ことごとく失敗してしまうやっちゃん。
YouTubeを始めるも最初は鳴かず飛ばずだったようだが、自分のマイナス点も隠さずさらけ出す底辺系YouTuberの「きほんひとり」の動画に感動し、自分もすべてをさらけ出すことを決意。
仕事が長続きせず、
- 借金200万円
- 中年独身
- 妻・子なし
- 派遣社員
という絶体絶命の状況である自分にはそもそも捨てるものが無いことに気づいたとのこと。
自分の数々の失敗談や兄が重度の精神疾患であることを打ち明けた『妻子・家なし・派遣46才ルーティン』が一気にバズり一躍人気YouTuberに。
2020年3月に現在のチャンネルで動画投稿を始め、4月上旬には18人だった登録者数が約二か月で11万人になり、中川翔子もライブ配信にてやっちゃんねるの動画を見ていることを公言するなど、やっちゃんねるは一気に時の人になる。
コロナ自粛の巣ごもりによって家でYouTubeを見る人が増えたということも成功した一因だと考えられる。
内容はルーティン動画、一人旅・キャンプが多く、ルーティン動画は朝起きるところから夜眠るまでの様子を淡々と映したものが多い。
やっちゃんねるの生い立ちと略歴
やっちゃんねるの生い立ちと略歴を解説していく。
やっちゃんねるは3人兄弟の次男で2歳年上の兄は高校時代に重度の統合失調症を発症している。
兄の病状はひどく被害妄想や家族に暴力をふるうこともあったようで、やっちゃんは兄との年齢差が2歳差ということもあり、抵抗することができたものの弟は体格差がありすぎて抵抗ができずやられっぱなしの状況に耐え兼ね家を出てしまったとのこと。
ところかまわず暴れてしまうため近所からのクレームも絶えず、母親はストレスからうつ病になるなどやっちゃんねる一家はドンドン消耗してしまったようだ。
社会人になってからは東京の医療機器メーカーや数社のIT企業で15年間ほどサラリーマンをしていたが、長続きできないことから会社員は自分に向いていないと感じることに。
心理カウンセラーやコンサルタント、マッサージ施術師、ブログ運営など色々なことに挑戦するがどれも軌道に乗らず200万円の借金を背負ってしまう。
一つの職場で続けることができず職を転々とするところはいかにも底辺男性あるあると言えるだろう。
借金を作ってしまい家賃の高い東京での生活ができなくなったやっちゃんねるは、福島県いわき市の住み込みの工場派遣の仕事に就くが八か月で派遣切りに遭ってしまう。
その後は同じ工場で働いていた同僚に誘われ入社祝い金50万円を目当てに石川県の住み込み工場派遣の仕事を始めた。
石川県の住み込み派遣の仕事をしながら2020年3月にYouTube投稿を開始。
今まで色々な挫折を経験したがYouTubeは大当たりし2020年6月の収益は96万円、7月は151万円、8月はなんと177万円という底辺としては考えられない金額を稼ぐことに。
YouTubeの収益だけで十分生活していける状態になったため、専業YouTuberになることを決意。
そして、2020年12月にはヒカキンなど超一流YouTuberが所属する事務所UUUMに所属し本まで出版という成り上がりを成し遂げた。
しかし、専業になってからの一人飲み動画やソロキャンプ、婚活動画などは不評で段々と落ち目になってしまう。
2020年後半には早くも再生回数が下火になり50万円を上回る月は無くなってしまい、2021年6月末でUUUMからも退所している。
一発芸人のように一瞬大きな花火を打ち上げたものの、夢は長くは続かなった。
異常に多いやっちゃんねるのアンチ
底辺系YouTuberは大体アンチが多いがそれにしてもやっちゃんねるはアンチが異常に多い。
「好き嫌い.com」というYouTuberの好感度を可視化した掲示板ではなんと9割が嫌いと回答し、嫌われYouTuber堂々の一位となっている。
元々やっちゃんねるを応援していたファンがドンドンアンチ化しているようだ。
やっちゃんねるにアンチが多い理由を見ていこう。
やっちゃんねるは借金があって孤独な底辺という点が売りだった。
そういった境遇に共感したり、または下に見て自尊心を保つために動画を見ていた視聴者が多かったが、YouTubeで177万円を稼ぐようになると一般のサラリーマンの何倍も稼いでいることになり底辺ではなくなってしまう。
成功したことへの嫉妬や調子に乗っている様子のやっちゃんねるの態度からアンチになってしまった人も多い。
YouTube専業では十分稼げなくなり、倉庫や配達の仕事を始めるが一日で辞めてしまうことが続きそれもファンが愛想をつかした理由となっている。
一人で生活するだけのお金は十分YouTubeで稼げているため、少し嫌なことがあったら投げ出してしまうダメな人だと思われている模様。
やっちゃんねるは自分の気に入らないコメントを削除してしまうため、その行動もアンチを増やしてしまう。
悪意丸出しの悪質なコメントを削除する分には仕方ないが、やっちゃんねるのことを思って少し厳しい意見を書いただけで削除されてしまうようである。
やっちゃんねるを応援しているファンが自分のコメントを削除されてアンチになっているケースもかなりあると感じる。
5ちゃんねるの自分のアンチコメント削除のためにツイッターで堂々と時給2000円で掲示板監視のバイトを募集する始末。
アンチコメントを異常に気にした結果、ドン引きされるような行動を取ってしまいさらにアンチを増やしてしまう。
ナルシストで自分大好きな感じも嫌われてしまう一因だ。
B’zの稲葉浩志に似ているイケメンであり、その容姿に惹かれてファンになった人も多いのだが自意識過剰な面は否定できない。
若いならともかく中年男性がナルシストすぎるのは見ていて気持ちのいいものではないだろう。
やっちゃんねるの動画はネタが尽きてしまったせいかマンネリ化している。
キャンプ動画がやたら多いが、本人は全くキャンプを楽しんでいる様子が無く苦し紛れにやっているように見えてしまうのが正直なところ。
あとは、居酒屋一人のみや一人飯など似たような内容ばかりで視聴者に飽きられているのが現状。
【まとめ】やっちゃんねるは底辺からYouTubeドリームを掴んだが現在は迷走している
ここまでやっちゃんねるの経歴やYouTubeでの活躍などを見てきたが、印象としてはコロナ禍の巣ごもり需要に上手く乗って一時は成功したが現在は迷走し方向性を見失っていると感じる。
アンチばかりの現状を変えて以前のようなスターYouTuberになることができるのか、それともアンチと上手く共存して細く長くYouTuberとして食っていく道を選ぶのだろうか。
今後もやっちゃんねるをウォッチして行きたいと思う。