30社以上転職した僕にとって最もきつかった仕事

底辺男の職歴

工場の仕事は本当につらい

僕は高校を卒業して以来職を転々としており、一つの職場で長続きしたことがない。
仕事が続かなかった原因として、元々うつ病体質という事もあるが、単純に根性が無かったり、コミュ力が無くて職場に馴染めない、体力がない、不器用で仕事の習得が遅い、仕事に対する熱意が湧かない、など複合的な要因がある。

特に工場の仕事など体力や多少の器用さが必要な仕事はまるで適性がない。
とにかくバテルし、体育会系な先輩が多い、など新人にとってはその職場で自分のポジションを確立するまでは、精神的にも肉体的にもかなりタフさが要求されるような職場が多い気がする(あくまで僕個人の意見だが)

高校時代学校に馴染めず、ストレスから鬱状態のようになり、高校三年間常に気分と体調が最悪な状態だった。
体調が回復しなかったので就職してもまず勤まらないだろうと考え、大学に進学したいと親に頼んだものの、お金がないから大学に行かすことは難しいと断られてしまった。

当時は今ほど奨学金も簡単に借りれなかったので、大学進学は諦めてとりあえずフリーターとしてお金を稼ぎながら生きて行こうと決めた。

最悪な高校時代の卒業時期が近くなり、アルバイト情報誌でアルバイトを探した。
様々なアルバイトを探す中で、コミュ障の自分には接客の仕事は難しいと感じ、工場の仕事だったら自分でも勤まるかもと思い、製麺工場のアルバイトに応募し無事採用が決まった。

最低時給だし、工場の仕事は難しいことも無さそうだしなんとかなるだろうと楽観していたが、実際働き始めたところ思いのほかきつかった。

まず雰囲気が重苦しいのである。
工場で働いたことのある人だったらわかるかもしれないが、なんとも言えない重苦しい雰囲気に押しつぶされそうになる。

体力的にもきついし、仕事の飲み込みも悪く叱られてしまうわでこの工場は三日で辞めてしまった。

今までで最もきつかった食肉加工工場の仕事

製麺工場を三日で逃げ出した後はアルバイトを転々とする生活が続く。
当時はかなり不景気でアルバイトの採用も結構落とされる時代だった(学歴も高卒だし)

そしてよせばいいのにまた工場でアルバイトをすることになった。
次は食肉加工工場の仕事だ。
この仕事は本当にきつかった!

仕事の内容自体は食肉を機械に入れ、機械で切り刻む、入れ物を台車で運ぶ、機械を水洗いする、など単純作業ばかりだったが、とにかく一緒に働いている人が嫌な人ばかりだった。
一番嫌だったのが、僕に仕事を指導する立場の契約社員のおっさん。
このおっさんは50歳前後のおっさんだが、変わり者で突然切れだす、恐ろしいお方だった。

下手な事をしていつブチ切れられるかビクビクしながら仕事をしなければいけなかった。
あと、このおっさんと暇さえあれば他人の悪口をグチグチ言い合っているベテランのチビおばちゃんも色々きつかった。
このチビおばちゃんも仕事を教えるときは常に切れ気味。
おっさんとおばちゃんに怯える毎日だった。

若者に小ばかにされる三十代のバイト従業員

この工場での思い出としては自分にとっては特につらいことではなかったが、印象に残っている出来事がある。
ここで働いていたのは僕が20代前半の時の話だが、他にも同世代のアルバイトや派遣社員がおり、食事を一緒にするなど、一応仲良くする友達のような人が数人いた。

その友達の間で、ある三十代のバイト従業員を馬鹿にする会話がしょっちゅう行われていた。
その人は少し変わり者のような感じの人で、コミュ障でいつも一人でおり、仕事の出来もイマイチ、見た目もぱっとしない。

その人が若者の間で馬鹿にされていた。
さすがに面と向かって何か言うことはなかったようだが、本人もバカにされていることはなんとなく感づいているようでたまにこちらを睨んできた。
十歳以上年下の人間に馬鹿にされたらさすがに頭にくるだろう。
なんとも気の毒な人だった。

とはいえ、気づけば自分もアラフォー。
その人の年齢を超えても非正規社員として働いている。
僕も職場の若者から陰で馬鹿にされているかも、と思うとなんとも切なくなる。

工場で働ける人は凄い

結局食肉加工工場は三か月で辞めた。
残業、雰囲気、仕事の内容などブラック企業状態であり、精神的、肉体的に限界だった。

親や友達に「また仕事を辞めたのか」と呆れられたが、もうこの工場に行かなくても良いという解放感の方が強かった。
色々仕事を経験してきたが、やはり工場はキツイと感じる。
慣れれば、そうでもないのかもしれないが自分にはとても勤まらないんじゃないだろうか。

工場で働いている人は本当に凄いし偉いと思う。
工場が無ければ社会が成り立たないし、とても重要な仕事である。
自分にはできないことをできている人は素直に尊敬できる。

 

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